2022-01-01から1年間の記事一覧

読書案内:マキアウェッリ語録

新聞の中に、菅義偉(よしひで)元総理大臣が愛読書として挙げていただので、読んでみようと思った。内容が、現代のビジネス書・指南書のような内容なので、びっくりした。理想の姿が書かれているものかと思いきや、私はこう信じるという書きぶり。いつの時…

読書案内:「バナの戦争」

この本は、シリア内線で起こっていることを、バナという7歳の少女がツィートで、戦争の状況を伝えた内容を日記風に書きまとめたものです。ちょうど現在、ウクライナにロシア軍が侵攻しているその状況と重なる部分があって、読んでいて、戦争というものを肌で…

小説「自転しながら公転する」

何でもない日常生活が、淡々と続いていくような小説であった。 全体的にみると低いテンションで、明日どうなるかわからないよっていう感じ、私ら完璧でないし、むしろ底辺に近いかも(中卒だし、アルバイトだし)、自分の中で我慢してしまう感じで、妥協と、…

小説:「対岸の家事」

専業主婦が担っているのは、間違いなく労働と思った。 普段の生活を振り返ったり、昔の自分の発想や考え方などを思い出したりした。 励まされる言葉と生き抜くヒントに溢れていると思う。 ・作ったことのない料理は食卓を賑やかにしてくれる。疲れているとき…

読書案内:感情はコントロールしなくていい

幾つかの気づきがありました。 ・ネガティブな感情に気付いたら、自分の気持ちや欲求や思いを無視していると考え、一度立ち止まり、自分の心に沿った選択や行動ができるように、考えよう。・自分の心に沿った行動ができたのなら、「自分のために行動できてよ…

読書案内:極アウトプット

楽したいと思っている自分がいることを感じ、恥じる。 「自信がないからやらない」ではなく、自信がないからこそ、積極的にコミュニケーションに取り組む必要がある。「やりたくないと思うから」と、何もしないで待っているだけでは、うまく行くことはない。…

読書案内:すばやく鍛える読解力

多くの下手な文章に添削を加えてきた著者の経験を知ることにより、少しでも上手に文章が書けるようになるとよいと思って読んだ。下手な文章の類例を知ることができること、書き方の技術的なところでなく、文章の中に書き手の意識や思考を見抜く視点に関心し…